TNYCCC#11 サクサテクノ株式会社さんの取組
【TNYCCC】
※“TNYCCC”とは、“TNY挑戦と創造通信”の略であり、
TNY=TEAM NEXT YONEZAWA、挑戦と創造=challenge&creation
通信=communicationを表します。
これからTNYの皆様の素敵な取り組みをご紹介させていただきます。
今回は「サクサテクノ株式会社」さんのご紹介です!
サクサテクノさんはサクサグループの製造部門を担い、電話機・情報機器などを中心に部品調達から製造・出荷までの一貫生産を行う会社で、市内に本社(八幡原)のほか、複数の拠点を有しています。
サクサグループの生産拠点として企業ビジョン「米沢ブランドの確立」の下、「Made in Yonezawa」を意識したものづくりにこだわって取り組むことで、高い品質と厚い信頼を保っています。
同社は2020年頃から積極的に障がい者雇用に目を向け始め、養護学校訪問や障がい者職業カウンセラーなどの専門家から話を聞く機会を作ることで、実際に雇用するための基盤や意識を醸成してきました。
2021年度から採用や適性を見る機会も兼ねて障がい者の実習生受け入れを始め、正規採用試験を受けて社員となっています。
採用後も職場内で円滑なコミュニケーションや業務遂行がなされているかの確認を適宜行っています。
2022年度からは、障がいのある人々が日頃培った技能を互いに競い合うことにより、職業能力の向上と雇用の促進を図ることを目的として開催されるアビリンピック(障害者技能競技大会)に毎年参加しています。
出場者に目標や具体的な練習方法を考えてもらうことで大会への意欲や技能向上を図りつつ、皆で一緒に練習し振り返ることで競争意識と仲間意識の両方を育み、社内で公開発表会も行った上で大会に臨みます。
2024年度は県大会に出場した3名全員が受賞し、うち2名が全国大会へと進みました。受賞者には社内でも表彰式を執り行い、サクサグループ内全体に公表することで、出場者のやる気と周囲の認識を高めることができました。
現在は過去5年間の新卒採用者・障がい者雇用の離職者数が0人で、雇用数は障がい者雇用取り組み以前よりも増加しており、これまでの取り組みの効果が実感できる結果となっています。
障がい者雇用への積極的な取り組みのほかにも、通勤手段の利便性向上を図るなど、社員の働きやすさの向上と職場への定着のため、様々な取り組みを続けています。
サクサテクノ株式会社さん、ありがとうございました!
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